鎌足和紙

古くから西木町小山田鎌足地区に伝わる「鎌足和紙」は、明治時代に作り手が途絶えましたが、地元の方々の活動により復活。インストラクターの指導のもと「かたくり館」の工房で紙漉を体験することができます.

 

秋田仙北体験紀行

 鎌足和紙の紙漉き体験

 

紙漉き体験

 

対象
 個人・団体・教育実習
種類
 紙漉き体験:事前乾燥させたものを1枚お持ち帰りいただけます。また、漉いた紙を乾燥させてから後日郵送も出来ます。
人数
 紙漉き体験(5~20人)5人以上推奨

料金
 紙漉き体験:500円(一人あたり金額)
所要時間
 紙漉き体験:(お一人様5~10分程度)
期間> 通年
会場> かたくり館
事前予約> 事前に予約してください。

 

 

* 原料製造工程からの体験は現在のところ実施しておりませんのでご了承ください。

材料 楮(こうぞ)

楮(クワ科)
楮(クワ科)
楮の皮 これを使います
楮の皮 これを使います
皮をむいたあとの楮 これは使いません
皮をむいたあとの楮 これは使いません

体験のようす

* 和紙材料調達~和紙完成 一連作業状況

  鎌足和紙が出来るまで

  

 鎌足和紙とは   丈夫で虫食いのない和紙

 

秋田県重要文化財「花葉集」上・下二巻及び佐竹北家日記の紙については鎌足和紙が使用されている。

 

鎌足和紙の歴史は明らかではないが寛延~明治後期頃におこなわれていたようだ。

鎌足和紙の抄紙の始祖が水戸から当地に移住した際、那須か白石方面で習得した紙漉の技法を当地に伝えたらしい。

当時、角館にも和紙があったが、墨付きの良さから紙の材料に藁を混合していたため構造的に弱く、水にひたすとやぶれてしまった。

また、ねりは鎌足紙がノリウツギを使用していたのに対し、角館紙は米糊を用いていたため虫の被害が多かった。

当時殿様であった佐竹義文が、城下角館に紙漉工がおりながらも鎌足紙を使用した理由であったと推定される。

 

鎌足紙を使用した「花葉集」には、200年余りを経過した現在に至っても虫食いや損傷がみられない。

一説には防虫剤としてニガキ、唐辛子の煎じ汁を入れたという言い伝えもあるが明らかではない。

 

 

花 葉 集  義文が参勤交代の際に採集した草花の綴り。上下二巻270種の草花が載っている。

楮の花

楮(こうぞ)は、新しい芽が出てから一年物で刈り取りますが、刈り取らないでおくと二年目の木には可愛らしい花が咲きます。(こちらでは6月初旬頃)

二年目の楮についた花
二年目の楮についた花

楮 収穫のようす

楮 皮剥のようす